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相性は「価値観」より「行動スタイル」で決まる?――相性分析のススメ
ポイント1. 行動スタイルとは何かを理解する
「行動スタイル」とは、物事に対する反応・動き方、優先する行動パターン、ストレス時の振る舞いなどを指します。
たとえば、
- 先に計画を立てたいタイプ vs 流れに任せたいタイプ
- 積極的に話を切り出すタイプ vs 静かに様子をみるタイプ
- 仕事と家庭の切り替えが上手なタイプ vs 常に仕事モードが残るタイプ
価値観が似ていても、行動スタイルが異なると「なぜそうしないの?」という疑問や不満が出てきます。
ポイント2.行動スタイルの違いが摩擦・不満を生む場面
具体的には、こんな場面でズレが浮き彫りになります:
- 家事・生活リズム:掃除タイミング、起床・就寝時間、物の片付け方
- 計画 vs 即断:旅行・休日プランの立て方、スケジュールの柔軟性
- 問題対応・葛藤回避:問題が起きたとき話し合うタイプ vs 放っておくタイプ
- 表現・感情の出し方:言葉で伝えるタイプ vs 行動で示すタイプ
- 役割分担・協力意欲:何をどこまで自分でやりたいか、助けを受け入れられるか
これらは「価値観」では議論しても根本的には解決しづらく、習慣・無意識レベルの動き方が絡んできます。ます。
ポイント3. 相性分析ツールを使う利点
行動スタイルを可視化するためのツールを使うと、次のような効果があります:
- 自分・相手の「強み・弱み」が客観的に見える
- 衝突しやすい場面・タイミングを前もって知れる
- コミュニケーションのすれ違いや誤解を減らせる
- お互いの安心できるスタンス(ペース、関わり方など)が把握できる
- 価値観の違いに対して「折り合いをつける戦略」が立てやすくなる
婚活・交際の場面で行動スタイル分析(たとえばDiSCなどを取り扱う結婚相談所もあります)を導入しているところが増えてきているようです。
ポイント4. 分析結果をどう活かすか:実践的フォロー
行動スタイルの分析結果は、それだけでゴールではありません。以下のような「翻訳」プロセスが大事です:
・相手を“訳す”:あなたの視点で「なぜあの行動をするのか?」を理解しようとする
・許容ラインを引く:これは譲れる/譲れないラインをあらかじめ確認しておく
・補完関係の設計:相手のスタイルで苦手な部分を、自分が補えるような役割分担を決める
・変化を期待しすぎない:分析結果はあくまで傾向。変わることもあるが、完全に変えるのは難しい
・定期振り返り:この先も定期的に行動・反応を振り返り、スタイルのズレを調整する
ポイント5. 行動スタイル重視の相性分析が「長続き」に効く理由
- 日常のちょっとしたズレが契機になる「小さな不満」が溜まりにくくなる
- 価値観の違いは「折り合いの取り方」で対応できることが多いが、行動のズレは習慣や性質に関わるため、見える化して手を打つ必要がある
- 話しづらいこと・モヤモヤを予め知っておくことで、早期に対話できる
- 長期的な安心感=「相手の動き方を予測できる」ことが心理的安定感につながる
まとめ:本当の“相性”を考えるために
相性を「価値観=全部同じ」に求めるのは、実はハードルが高すぎるかもしれません。
価値観は方向性を共有するうえで大事ですが、実際に関わるなかでは「行動スタイル」が関係を形づくる土壌になります。
行動スタイルを可視化し、お互いのズレを前もって知り、対話・調整できるようになると、
無用なすれ違いが減り、本音で信頼しあえる関係性が築きやすくなります。