年末年始、家族みんなが集まるお正月。久しぶりに会えるうれしさもある反面、婚活中の方にとっては少し心が重くなる時間でもあるかもしれません。「まだ結婚しないの?」「いい人いないの?」「焦らなくていいけど、もう年齢的に…」。そんな言葉が食卓のどこかから飛んでくる、あの感じ。経験された方も多いのではないでしょうか。
私が仲人としてサポートしていると、「お正月がつらかった」とおっしゃる会員さんが毎年います。親御さんの言葉を受け取るたびに傷ついて、婚活へのやる気まで削られてしまうこともある。そういうお話を聞くたびに、「親御さんの言葉とのつき合い方も、婚活の大事なスキルの一つだな」と感じます。
今日は、選択理論の視点から「親からの質問を、心を守りながら受け取る方法」をお伝えします。焦らず、傷つかず、むしろ自分の婚活の軸を確認するチャンスに変える。そんな向き合い方のヒントを一緒に考えてみましょう。
親の「早く結婚しろ」は愛情の表れ。でも受け取り方は自分で決められる
選択理論には「外的コントロール」という概念があります。簡単に言うと、「相手の行動を自分の思い通りに変えようとすること」です。でも、親御さんからの「まだなの?」という言葉は、多くの場合、プレッシャーを与えたいわけではなく、心配や愛情から来ているんですよ。
親には親の「上質世界」があります。上質世界というのは、頭の中に描いている「こうなったらいいな」というイメージのことです。そこに「子どもが幸せな家庭を持っている姿」が映っているから、焦ってしまう。急かしてしまう。そう理解できると、言葉の受け取り方が少し変わってきませんか。
そして大事なのは、その言葉をどう受け取るかはあなた自身が選べるということです。選択理論では、「自分の行動も感情も、最終的には自分が選んでいる」と考えます。「傷ついた」という感情は自然なものですが、そこからどう動くかはあなた次第なんです。
「比べられる」のが一番きつい。でも比較は親御さんの欲求の話
「お向かいの〇〇ちゃんはもう子どもがいるのに」「同じ年の△△くんは去年結婚したよ」。こういう比較が一番きつい、という方はとても多いです。
これは、親御さんの「安心・安全でいたい」という気持ちが出ているサインです。選択理論では「生存の欲求」と呼びます。「子どもに安心できる未来を」という親心が、つい比較という形になって出てきてしまうんですね。
受け取り側のあなたとしては、「これは親御さんの欲求の話であって、私の価値の話ではない」と心の中で区別してみてください。比較されても、あなたの婚活のペースや選び方が間違っているわけではありません。人の時間軸はそれぞれ違うのですから。
上手な「受け流し」と「あえて共有する」のバランス
親からの質問を全部正面から受けると、本当に疲れます。かといって、完全に心を閉じてしまうのも寂しい。私がおすすめするのは、「受け流す部分」と「あえて共有する部分」のバランスを意識することです。
受け流してよい部分は、「もう年齢的に」「焦らないと」というプレッシャーの言葉です。これは事実ではなく、親御さんの不安が言葉になったもの。「そうだね」と一言返すだけで十分。深追いしなくていいんですよ。
共有してみてもいい部分は、「実は婚活、こういうことを大切にして進めてるんだよ」「仲人さんに相談しながら、ゆっくり考えているんだ」という具体的な進捗感です。これを伝えると、親御さんが安心して、急かす言葉が減ることがあります。
私が見てきた中で、少しだけ家族に進捗を話してみたら、親がむしろ応援モードになった、というケースは少なくありません。「子どもが自分で考えて動いている」とわかると、親御さんも安心するんです。
「答えたくない」と感じる自分を認めてあげて
選択理論では、自分の気持ちを大切にすることを「内的コントロール」と呼びます。外からのプレッシャーに対して、「私は今どう感じていて、どうしたいか」を自分に問いかけること。これがとても大切なんです。
お正月の食卓で「今年こそよ」と言われたとき。あなたが「答えたくない」と感じるなら、それは正直な気持ちです。「うーん、進めてるよ」とだけ言ってその話題を終わらせる。話題を変える。その場を少し離れる。そういう選択をしてもいいんです。
親の期待に応えなければという気持ちはよくわかります。でも、お正月の一日で自分の心を消耗してしまったら、その後の婚活にも影響します。自分を守ることも、婚活を長く続けるための大事な選択なんですよ。
お正月の親からの質問。これを「婚活のじゃまをする時間」ではなく、「自分の上質世界を再確認するきっかけ」に変えることができたら、少し楽になりませんか。「私はどんな結婚をしたいのか」「どういう価値観を大切にしたいか」。親御さんとの会話をそのままにせず、後で自分に問いかけてみてください。
成婚されていく方を見ていて感じるのは、「家族の声を適切に受け取れている人」は強いということです。振り回されず、でも完全に無視もせず、自分の軸を保ちながら前に進んでいける。それが婚活の本当の土台になるんですよ。
あなたの心がどうか穏やかに、お正月を過ごせますように。そして、今この瞬間の婚活も、焦らず一歩一歩進んでいきましょうね。
BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。「家族の言葉との向き合い方」「自分らしい婚活軸の整理」など、個別のご相談も大歓迎です。お気軽にご連絡ください。
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