結婚相談所の経営で成功するかどうかは、才能や運ではなく、「会員様が自分で選べる関わり方」と「それを続ける仕組み」を持っているかで決まります。反対に、廃業に向かう相談所には、売り込み、値引き、ひとりで抱え込むといった共通点があります。
結婚相談所の廃業は、決して珍しくない
帝国データバンクの調べでは、2023年の結婚相談所の倒産は11件と、年間で初めて10件を超え、過去最多になりました。結婚相談所は開業しやすい一方で、続けることが難しい業種でもあります。
では、続いている相談所は何が違うのでしょうか。結婚相談所を営みながら、多くの経営者の方をサポートしてきた経験から、5つの違いをお伝えします。
違い1:売り込む相談所と、聴く相談所
廃業に向かう相談所ほど、無料相談でプランや料金の説明に時間を使います。一方で、成功している相談所は、相手が望む結婚や、これまでの婚活で感じてきたことを聴くことに時間を使います。
人は、説得されたときではなく、自分で決めたときに動きます。相手が自分の言葉で「こうなりたい」と話せたとき、入会は勧められたものではなく、自分で選んだものになります。
違い2:値引きで入会を集める相談所と、価値で選ばれる相談所
入会が決まらないと、値引きで背中を押したくなります。けれど値引きは、一時的に入会を増やしても、利益を減らし、会員様の「本気で頑張ろう」という気持ちまで弱めてしまうことがあります。
BlissBridalは、入会時の費用を値引きしていません。それでも選んでいただけるのは、面談の中で「ここなら自分の望む結婚に近づける」と、会員様自身が価値を感じてくださるからです。
違い3:会員様を動かそうとする相談所と、会員様が自分で動ける相談所
「もっと申し込みましょう」「その条件では難しいですよ」。叱ったり、急かしたり、不安をあおったりして会員様を動かそうとすると、一時的に活動量は増えても、信頼は少しずつ離れていきます。
選択理論心理学では、こうした関わり方を「外的コントロール」と呼びます。成功している相談所は、質問で会員様の気持ちを整理し、次の一歩を会員様自身に選んでもらいます。BlissBridalでは、2026年1月から6月に退会された会員様のうち、66%が成婚によるご退会でした(自社実績)。
違い4:感覚で続ける相談所と、数字で振り返る相談所
「最近問い合わせが少ない気がする」と感覚で悩むより、問い合わせ数、無料相談の数、入会数を月に1回書き出してみてください。どこで取りこぼしているかが見えれば、打つ手ははっきりします。数字は自分を責めるためではなく、次の一手を選ぶためのものです。
違い5:ひとりで抱える相談所と、相談できる相談所
個人で営む結婚相談所は、集客も面談も会員フォローも、すべてひとりで担うことが少なくありません。悩みを抱え込んだまま時間が過ぎると、手を打てるうちに打てなくなります。IBJの定例会や研修、同業の仲間、外部の相談相手など、話せる場所を持っている相談所ほど、長く続いています。
成功の形は、続けることだけではありません
どれだけ工夫しても、本業や家庭の事情、体調などで、続けることが難しくなることはあります。そのときに会員様を次の相談所へ引き継ぐことは、最後まで会員様のことを考えた、誠実な決断です。
BlissBridalでは、廃業をお考えの相談所様から、会員様を丁寧にお引き継ぎします。相談所様から費用をいただくことはなく、引き継いだ会員様は入会金などの初期費用が無料です。続けるためのご相談も、初回は無料でお受けしています。相談所様専用のご相談フォームはこちら
結婚相談所の経営 よくある質問
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この記事を書いた人:廣瀬 貴英
結婚相談所BlissBridal代表(IBJ正規加盟店・IBJ AWARD 4期連続受賞)。日本選択理論心理学会認定 選択理論心理士。ブライダル業界15年で1500組以上の新郎新婦を担当。コーチ・カウンセラーとして200名以上の経営者の起業を支援し、結婚相談所の経営コンサルティングも行っています。





