「趣味が合わないと、一緒にいても楽しくないですよね」
お見合いのご報告を受けるとき、こういうお声をよくいただきます。確かに、共通の話題があるとお見合いの場は盛り上がりやすいですよね。でも私がこれまで多くの方の婚活を見てきた中で、ひとつ気づいたことがあります。「趣味が同じ」だから成婚できたカップルより、「趣味はバラバラだけど一緒にいて楽しい」と感じたカップルのほうが、ずっと多いんですよ。
今日は、選択理論の「楽しみの欲求」を手がかりに、婚活における「趣味の相性」の本質を考えてみましょう。
「楽しみの欲求」とは何か
選択理論には、人間の心の中にある5つの基本欲求があります。「生存」「愛と所属」「力」「自由」、そして「楽しみ」です。
この「楽しみの欲求」は、新しいことを学んだり、笑ったり、遊んだりすることで満たされます。単なる娯楽というより、「好奇心を満たすこと」「成長を感じること」「笑い合うこと」が本質に近いんですよ。
つまり「楽しみの欲求」は、特定の趣味そのものではなく、その活動を通じて感じる「満足感や喜び」のことなのです。
趣味が同じ、でも何かズレる。その理由
たとえば、ふたりともアウトドアが好きだとします。でも、一方は「自然の中でぼーっとしたい(癒しと自由)」、もう一方は「山頂を目指してタイムを縮めたい(力と達成感)」という場合、同じ趣味のはずが、一緒に出かけるたびにどこかストレスを感じてしまいます。
私が見てきた中で、趣味が一致しているのに交際がうまくいかないカップルは、こういうパターンが多いんです。趣味の種類が同じでも、そこで満たしたい「欲求の中身」がずれているんですね。
趣味が違っても、楽しみの欲求が合うカップル
一方で、趣味は全然違うのに仲良くなっていくカップルもたくさんいます。成婚されていく方を見ていると、「一緒にいると自然と笑えた」「相手の話を聞いているだけで楽しかった」と語ってくれることがとても多いんです。
これはまさに「楽しみの欲求」が満たされているサインです。特定の趣味を共有しなくても、一緒にいることで好奇心が刺激される、笑い合える、新しい世界を教え合える。それが「楽しみの欲求」の核心なんですよね。
趣味が違うと「話が合わないかも」と心配する方は多いですが、実際には相手の知らない世界への興味が、会話の豊かさになることも多いんです。
お見合いで「楽しみの欲求」を確かめる方法
では、お見合いの場でどう見ればいいでしょう。趣味の一致を探すより、こんなことを意識してみてください。
話しているとき、自然と笑えているか。緊張していても、ふとした瞬間に笑いが生まれる相手は、楽しみの欲求が共鳴しやすい傾向があります。
相手の話を聞いて、ちょっと興味が湧くか。「それ、どんな感じなんですか?」と自然に聞きたくなる感覚。これが大事なんですよ。
一緒にいて、時間が早く感じたか。お見合いの1時間が「長かった」か「あっという間だった」か。この感覚は正直ですよね。
趣味の一覧を照らし合わせるより、こういう感覚のほうが、よほど「楽しみの欲求」が合うかどうかの手がかりになります。
それでも「共通の趣味があったほうがいい」は本当か
もちろん、共通の趣味があることが悪いわけではありません。ふたりでできる活動があると、結婚後に一緒に過ごす時間が作りやすくなりますし、話題が尽きない安心感もあります。
ただ、それはあくまで「プラスアルファ」の要素です。趣味が同じかどうかより、その人と一緒にいて「楽しい時間を過ごせるか」という感覚を優先してほしいんですよ。
私が仲人として相談に乗っていると、「趣味が合わないから」という理由でご縁を断る方も少なくありません。でも少しだけ立ち止まって、「その方と一緒にいて、笑えましたか?」と聞き返すことにしています。その答えが「はい」なら、趣味なんて後からいくらでも広がるんですよ。
まとめ。婚活の相性は「趣味リスト」では決まらない
今日お伝えしたかったのは、「共通の趣味よりも、一緒にいて楽しいかどうか」が大切だということです。選択理論が教える「楽しみの欲求」は、特定の活動ではなく、笑い・好奇心・成長の共有から満たされます。
お見合いでプロフィールを見るとき、趣味欄の一致を探すより、「この方との会話で、私は笑えるだろうか」という想像をしてみてください。それが相性の本質に近づく問いかけです。
婚活は、完璧に合う人を探す作業ではなく、一緒にいい時間を作っていける人を見つける旅です。その視点を少し広げるだけで、ご縁の可能性はぐっと広がりますよ。
BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。「楽しみの欲求」など5つの基本欲求から、あなたに合ったお相手探しをご一緒します。まずはお気軽にご相談ください。
・お問い合わせフォームはこちら
・LINEで相談する
・無料お試しマッチングを申し込む






