お見合いの当日、「もし会話が途切れたらどうしよう」という不安を抱えたことはありませんか。私が担当させていただくお客様の中でも、この不安を口にされる方は本当に多いんですよ。特に初めてのお見合いや、久しぶりに活動を再開した方ほど、「沈黙=失敗」という怖さがつきまとうようで。でも今日は、その怖さを少しほぐしていただきたいなと思って書いています。
沈黙って、本当に怖いものでしょうか。私が長年仲人として見てきた中で感じるのは、沈黙を怖がって焦るあまり、かえってお相手との場がぎこちなくなってしまうケースのほうが多いということなんです。今日は選択理論の考え方も借りながら、沈黙との上手な付き合い方をお伝えしていきますね。
「沈黙=失敗」という思い込みはどこから来るのか
多くの方が「お見合いでは話し続けなければいけない」と思っています。でもこれ、どこで学んだのでしょう。学校でも、家庭でも、そんなことは誰も教えてくれませんでしたよね。テレビのバラエティや婚活マニュアルが「会話が弾む=好感触」というイメージを刷り込んでいるのかもしれません。
選択理論では、私たちの行動は「上質世界」という心の中の理想のイメージに近づこうとする力から生まれると考えます。「お見合いとはこうあるべき」という理想のシーン、つまり「ずっと笑顔で話が弾む場面」が上質世界に入り込んでいると、現実が少しでも違うだけで不安になってしまうんですよ。
でも、実際に成婚されていく方を見ていると、「お互いゆっくり話せてよかった」「静かな時間も心地よかった」とおっしゃる方が想像以上に多いんです。沈黙はむしろ、ふたりの間に流れた「落ち着いた空気」だったりします。
沈黙の瞬間、あなたの頭の中で何が起きているか
選択理論には「全行動」という考え方があって、私たちの行動は「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つが同時に起きていると説明しています。お見合いで沈黙が訪れた瞬間、何が起きているか想像してみてください。
行為は「黙っている」。それ自体は中立です。でも頭の中では「やばい、何か話さなきゃ」「引かれてるかな」「この後どうしよう」という思考がぐるぐると回り始めます。その思考が不安という感情を生み、心臓がドキドキするという生理反応を引き起こします。実は沈黙そのものが怖いのではなく、沈黙をきっかけに生まれた「思考」が怖さを作り出しているんですよ。
つまり、思考を変えることができれば、沈黙の感じ方も変わってくるということです。
沈黙を乗り切る3つの方法
では具体的にどうすればいいか。私がお客様にお伝えしている方法を3つご紹介しますね。
1. 沈黙を「間」として楽しむ
まず、「沈黙=気まずい」という思考を「間を楽しんでいる」に切り替えてみてください。「少し一息つきましょうか」くらいの感覚です。お茶をひと口飲む、窓の外を眺める。焦って何かを話そうとするより、落ち着いた佇まいのほうがお相手に安心感を与えることも多いんですよ。
2. 「そういえば」の言葉で自然につなぐ
もし沈黙が続いて何か話したいと思ったら、「そういえば、今日ここまでどのくらいかかりましたか?」のような、さりげない一言が効果的です。話題を「作ろう」とすると力が入りますが、「思い出したことを共有する」感覚だと自然に出てきます。事前に2〜3個のライトな話題を用意しておくのもおすすめです。
3. お相手の言葉を「受け取る」ことに集中する
会話が途切れる前のお相手の言葉を思い出してみてください。「そうなんですね、もう少し聞かせてもらえますか?」という言葉は、話題がなくても使えます。話すことより「聴く」ことに意識を向けると、沈黙への恐怖がすっと薄れることが多いですよ。
沈黙後のお相手の反応に振り回されないために
もうひとつ大事なことをお伝えしますね。沈黙があった後、お相手の表情や言葉をじっと観察して「どう思われたかな」と気にしすぎてしまうことがあります。この「外的コントロール思考」は自分を消耗させてしまうんですよ。
選択理論では、自分がコントロールできるのは自分の行動だけ、とはっきり言います。お相手が沈黙をどう感じるかは、最終的にはお相手が決めることです。あなたができるのは、誠実に、穏やかにそこにいること。それだけで十分なんです。
私が見てきた中で、成婚されていく方は「お相手に気に入られようと頑張る」より「自分らしくいられる場を作る」ことを大切にされていました。その落ち着きがお相手の安心感につながって、いいご縁に育っていくんですよね。
まとめ:沈黙はふたりの間に流れた「空気」
今日のポイントをまとめると、沈黙を怖がるのは「思い込み」から来ていること、思考を切り替えることで沈黙の感じ方は変わること、そして「聴く姿勢」と「自分らしくいること」が最強の武器だということです。
お見合いは、短い時間でお互いを知り合う場です。ずっと話し続ける必要はありません。ひと呼吸おいて、お茶を飲んで、笑顔でいられる。それだけで、あなたの温かさはちゃんと伝わっています。
仲人として長年携わってきて思うのは、沈黙を一緒に穏やかに過ごせるふたりは、それだけで相性がいい証拠だということ。どうか焦らず、ご自身のペースで大丈夫ですよ。
BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。お見合い前の不安やお相手への伝え方など、仲人に気軽にご相談ください。
まずはお問い合わせフォームから、もしくはLINEでのご相談もお待ちしています。はじめての方には無料お試しマッチングもご用意していますので、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。






