「もう少しこうしてくれたら、うまくいくのに」。お見合いや仮交際の中で、こんな気持ちを持ったことはありませんか。相手のことが気になれば気になるほど、「変わってほしい」と思う場面が出てくるのは自然なことです。でも実は、この「相手を変えようとする関わり方」こそが、ご縁をじわじわと遠ざけていく原因になっていることがとても多いんですよ。今日は選択理論の大切な考え方のひとつ、「外的コントロール」についてお話しします。
「外的コントロール」とは何か
選択理論では、「人は自分自身の行動しか選択できない」という考えが根本にあります。外的コントロールとは、批判する、責める、脅す、文句を言う、罰する、ほうびで釣る、小言を言うといった関わり方で相手を自分の思い通りに動かそうとすることです。
これを聞いて「私はそんなひどいことをしていない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも外的コントロールは、激しい言葉だけで起きるわけではありません。「早く返事してくれないかな」とプレッシャーをかけたり、「私はこう思うんだけど、あなたもそう思うよね」と繰り返し確認したりするのも、実は外的コントロールの一種なんです。
なぜ人は相手を変えようとしてしまうのか
私がこれまで多くのお客様と向き合ってきた中で感じるのは、外的コントロールはほとんどの場合、悪意からではなく「思いやり」から生まれるということです。相手のことが好きだから「もっとよくなってほしい」と思う。一緒にうまくやっていきたいから「こうしてほしい」と伝えたくなる。その気持ちはとても真剣です。
ただ、選択理論が教えてくれるのは、「人はそれぞれ自分の上質世界(理想の在り方)に従って動く」ということです。あなたにとって当然の関わり方が、お相手にとっては重荷に感じられることがある。そのすれ違いが、ご縁を縮めていくのです。
外的コントロールがご縁を壊す3つのパターン
成婚されていく方と、残念ながら途中で終了になってしまった方のお話を長年聞いてきて、外的コントロールがご縁に影響するパターンはおおよそ3つに絞られます。
ひとつ目は「プレッシャーをかけるパターン」です。連絡の頻度や速さを求め続けると、お相手はじわじわと息苦しさを感じていきます。最初は気にしていなくても、積み重なるうちに「会うのが怖い」という気持ちに変わることがあります。
ふたつ目は「同意を迫るパターン」です。自分の価値観や意見を繰り返し伝えて「そうでしょ」と確認するのは、相手への強制に見えます。意見を言うことは大切ですが、受け入れるかどうかはお相手が選ぶことなんですよ。
みっつ目は「行動を批判するパターン」です。「もう少し積極的にしてほしい」「もっと話をしてくれれば」という言葉は、善意であっても相手の心を閉じさせてしまいます。批判を受けた人は、委縮するか、離れていくかのどちらかになることが多いんです。
「内的コントロール」という視点に切り替える
選択理論が提案するのは、「変えられるのは自分だけ」という立場に戻ることです。これを「内的コントロール」と呼びます。相手の行動や言葉は変えられません。でも、それに対する自分の受け取り方と行動は選べます。
お相手からの連絡がなかなか来ない時。その事実は変えられません。でも「今日も自分のペースで楽しく過ごしながら待とう」と行動を選ぶことはできます。お相手がなかなか意見を言わない時は「この方は時間をかけて考えるタイプなのかな」と解釈を変えることもできます。
成婚されていく方に共通してよく見られるのは、「お相手を変えようとしない」という姿勢です。自分が整うことで、自然と関係がなめらかになっていく。そのことを身をもって示してくださる方が多いんですよ。
相手を信頼することが、最も深い関わり方
外的コントロールをやめると、お相手との間に余白が生まれます。その余白の中で、お相手は自分のペースで安心してあなたに近づいていけます。焦らせない、急かさない。そのやわらかさがご縁を育てるのだと思います。
婚活は「選ぶ」プロセスであると同時に、「信頼する」プロセスでもあります。お相手を信じて待てる方のもとに、ご縁はきちんと集まってくるように、私はずっと感じています。
「相手を変えようとするエネルギー」を「自分を整えることに使う」。今日から少しだけ、その切り替えを試してみてくださいね。お見合いの場の空気が変わり、仮交際の深まり方が変わってきます。あなたのご縁を応援しています。
BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。「外的コントロールをやめたいけれどどうすればいいかわからない」「相手との関わり方に自信が持てない」そんなお気持ちをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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