一度、お相手を探すことをやめた時期がある。そういう方が相談にいらっしゃることが増えています。「前の婚活で疲れてしまって」「一度交際まで進んだのに、うまくいかなかった」。そうした経験を抱えて、もう一度婚活をスタートするのは、初めての方よりずっと勇気がいることです。
でも私が見てきた中で、再婚活をきっかけに成婚されていく方はたくさんいます。過去の経験は、決して無駄じゃないんですよ。今日は、再婚活で大切にしてほしい3つのことをお伝えします。
1. 「過去の婚活」を責めるのをやめる
再婚活を始める方がいちばん引っかかりやすいのが、「なぜあの時うまくいかなかったのか」という問いです。お相手が悪かったのか、自分が悪かったのか、仲人の紹介がよくなかったのか。でも実は、そこをいくら掘り下げても、婚活の再スタートにはあまり役立ちません。
選択理論には「外的コントロール」という考え方があります。誰かを変えようとしたり、状況のせいにしたりすることです。過去の婚活を失敗と決めつけて、原因を外に探し続けるのは、この外的コントロールに近いんですよ。
大切なのは、「あの経験から、私はどんなことを学んだか」という問いに変えること。仲人として見てきた中で、この問いに向き合えた方は、再婚活でとても力強く歩んでいかれます。自分を責めることをやめるだけで、心がずいぶん軽くなるものです。
2. 過去の経験を「上質世界」に取り込む
選択理論に「上質世界」という言葉があります。自分が大切にしたいもの、心地よいと感じるもの、一緒にいたいと思う人の像を心の中に描いたものです。少し難しく聞こえるかもしれませんが、「こんな人と過ごしたい」という自分だけのイメージだと思ってもらえると分かりやすいです。
前の婚活を通じて、あなたはきっと色々なことに気づいたはずです。「一緒にいてほっとできる人がいい」「共通の話題がある人と話すと楽しかった」「価値観の違いがこんなに大変だとは思わなかった」。そういった気づきはすべて、あなたの上質世界を豊かにする素材です。
漠然と「いい人と結婚したい」だった上質世界が、ずっと具体的になっている。それが、再婚活をする方の大きな強みなんですよ。仲人として面談をするときも、一度経験のある方のほうが「自分に合う人」のイメージがはっきりしていて、話が深まりやすいと感じます。初めての方より、ずっと有利な部分があるんです。
3. 「安心・安全でいたい」という自分の欲求に正直になる
再婚活を始めようとしている方から、こんな声をよく聞きます。「また傷つくのが怖い」「うまくいかなかったらどうしよう」。これは弱さじゃありません。「安心・安全でいたい」という、人として当然の欲求です。
選択理論では、この欲求を「生存の欲求」と呼びます。心が傷つくリスクを感じると、それを避けようとするのは、とても自然なことなんですよ。大切なのは、その欲求を無視して「頑張らなきゃ」と突き進むことではなく、「私はいま安心していたいんだな」と自分に気づいてあげること。
自分の欲求を認めてから動き始める方は、婚活のペースが自分に合ったものになっていきます。仲人と話しながら「どこまで踏み込んでいいか」「この人を信頼していいか」を確かめながら進めていける。それが仲人型婚活の良さだと、私は思っています。
もう一度、軽やかに始めるためのヒント
再婚活を始める時に、私がよく伝えることがあります。「今度は、婚活を楽しむ気持ちを少しだけ持ってみてください」ということです。
前の婚活が苦しかった分、「また頑張らなきゃ」という気持ちが強くなりがちです。でも実は、婚活は「楽しみ」の欲求を少し取り込むと、うまく回り始めることが多いんですよ。例えば、お見合いの場所にちょっとだけお気に入りのカフェを選んでみる。お相手に興味を持つことを「義務」ではなく「好奇心」として捉えてみる。そんな小さな工夫が、気持ちの軽さにつながっていきます。
成婚されていく方を見ていると、途中から婚活を「ご縁を探す旅」のように楽しんでいる方がとても多いです。最初からそうでなくていい。少しずつでいいんです。
再婚活は、新しい挑戦です。でもゼロから始めるわけじゃない。過去の経験はすべて、あなたの上質世界を育てる材料になっています。自分の「安心・安全でいたい」という欲求を大切にしながら、少しずつ自分のペースで進んでいきましょう。
一度立ち止まったからこそ、次の一歩はより確かなものになる。仲人として、そう信じています。もし迷っている気持ちがあるなら、まずはお話しにいらしてくださいね。
BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。再婚活の方もお気軽にご相談ください。
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