「考え方」を変えると、お相手の見え方が変わります

「あの人、なんか気になるけど、こちらを見てくれない気がして」「せっかくお見合いをしても、相手がつまらなそうに見える」。そんなふうに感じたことはありませんか。私が仲人として多くのご縁を見守っていると、お相手への評価が実はお相手自身ではなく、こちらの「考え方」から生まれていることに気づくことが多いのです。

選択理論という心の学びに「全行動」という考え方があります。私たちの行動は「行為」「思考(考え方)」「感情」「生理反応」の4つからできていて、自分の意思で直接コントロールできるのは「行為」と「思考」だけです。感情はなかなか直接変えられないけれど、考え方を変えることで、じわじわと感情も変わっていく。今日はこの「考え方」に焦点を当てて、婚活への活かし方をお話ししますね。

目次

「考え方」がお相手の印象を左右している

お見合いの場でよくあるのが、「なんとなく合わない気がした」というご感想です。でも少し深掘りしてみると、「相手の話し方がゆっくりで、頼りなく見えた」とか「レストランを選んでくれなかったから、リードしてくれない人かと思った」といった具体的な「解釈」が出てきます。

これは事実ではなく、こちらの「考え方」が生み出した印象です。ゆっくりした話し方は、穏やかで冷静な人の特徴かもしれません。レストランを指定しなかったのは、相手に合わせようとした配慮だったかもしれない。同じ出来事でも、どう解釈するかで印象はがらりと変わります。

選択理論では、私たちは自分の「上質世界」にある理想のイメージを相手に求めてしまうと言います。「こういう人がいい」という固定イメージが強いほど、少しでも違う人を「合わない」と感じやすくなってしまうのです。まず、自分の「考え方」が現実を色づけしていると知ることが第一歩です。

解釈の切り口を増やす3つの問い

では、どうすれば「考え方」を変えられるのでしょうか。私がよくお伝えするのが、お見合いの後に自分に問いかける「3つの問い」です。少し手間のように感じるかもしれませんが、慣れてくると自然とできるようになりますよ。

1つ目は「この行動に、別の意図はないだろうか」。相手の言動に違和感を覚えたとき、マイナスの解釈以外にプラスの解釈ができないか探してみてください。完全にネガティブに捉えていたものが、急に違って見えてくることがあります。一つの行動に対して、少なくとも2つの解釈を持つ癖をつけてみてくださいね。

2つ目は「もし相手が緊張していたとしたら、どう見えるだろう」。自分自身がお見合いで緊張したことがあるなら、相手も同じかもしれません。素っ気ない態度も、笑顔が少ないのも、緊張からくることはよくあります。「自分も初対面はこんなものだ」と思えると、ずいぶん楽になります。

3つ目は「3回会ったら、同じ印象だろうか」。初対面の印象はどうしても「考え方」のバイアスが強く乗っています。仮交際に進んで2回、3回と会ううちに、全然違う面が見えてきたという方がたくさんいます。「まだ全部は見えていない」と思うだけで、判断を焦らずに済みます。

仲人として見てきた「考え方」の変化

成婚されていく方々に共通しているのは、「考え方を柔軟に持てる」という点です。一度気になった点も「でも、こういうふうにも見られるかも」と自分の解釈を揺らすことができる。これが、ご縁を広げる大切な力になっています。

あるご縁では、最初のお見合いで「話が弾まなかった」とおっしゃっていた方が、「もう一度だけ会ってみます」と仮交際に進みました。「自分も緊張していたし、相手もそうだったかもしれない」と考え方を変えてみたのです。2回目のデートでは打ち解けて話が弾み、その後成婚に至りました。こういうお話は、決して珍しくありません。

また別の方は、「自分の基準に合わない人ばかりと感じる」とお悩みでした。一緒に「どこが基準に合わないのか」を丁寧に掘り下げてみると、実は「こう見えるはずだ」という固定イメージが強すぎることがわかりました。少しイメージを緩めてみたら、素敵な出会いが次々と現れてきたのです。

考え方を変えることは、相手に合わせることでも、基準を下げることでもありません。自分の思い込みのフィルターを少し緩めて、相手のことをより公平に見ようとすること。それが、本当のご縁を掴むきっかけになります。

「考え方」を変えるのは、自分のため

選択理論では、「他者を変えることはできない。変えられるのは自分だけ」と繰り返し教えます。お相手が変わることを期待するより、こちらの「考え方」を変えるほうが、はるかに早くて確実なのです。

ネガティブな感情、たとえば「また断られるかも」「どうせうまくいかない」という不安は、なかなか直接は消せません。でも、考え方を「まだわからない。次に期待しよう」「断られても、縁がなかっただけ」と変えていくと、感情もじわじわと和らいでいきます。

感情は直接変えられなくても、考え方は今すぐ変えられる。これが選択理論の教えてくれる大切な知恵です。婚活の中で、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

今日は「考え方を変えると、お相手の見え方が変わる」という話をお届けしました。

選択理論の「全行動」から言えば、思考は私たちが直接動かせる大切な道具です。お相手への第一印象も、連絡待ちの不安も、断られた時の落ち込みも、「考え方」という道具を使うことで少しずつ変えていけます。

私が見てきた中で、婚活がうまくいく方は、こうした思考の柔軟性を自然に持っていることが多いのです。最初からそうだった方もいますが、意識的に練習してできるようになった方もたくさんいます。「考え方」は磨けるスキルです。焦らず、一つひとつ試してみてくださいね。

BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。「考え方を変えたいけど、一人ではうまくいかない」と感じている方は、ぜひ仲人にご相談ください。お問い合わせフォームLINE相談無料お試しマッチングから、お気軽にどうぞ。

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