仮交際中の選択。誰と続けるか決める3つの視点

仮交際に入ると、ほっとするのも束の間、新しい悩みが始まる方が多いですね。「複数の方とお会いしているけれど、誰と真剣交際に進めばいいのか」「この人でいいのかな」「もう少し待てば、もっとよい出会いがあるかもしれない」。そんなふうに、心がぐるぐると迷い続ける時間を過ごしていませんか。

私がこれまで多くのカップルを見てきた中で気づいたことがあります。仮交際で迷いが長引く方に共通しているのは、「判断する軸」が定まっていないことなんですよ。どんな基準で判断すればよいか、そのものさしがないから、どこまでお会いしても答えが出ないのです。

今日は、仮交際中に「誰と続けるか」を考える3つの視点をお伝えします。選択理論という心理学のエッセンスを取り入れた考え方ですが、難しく考えなくて大丈夫です。「なるほど、こういう見方か」と感じていただければ十分です。

目次

仮交際は「比べる期間」ではなく「知る期間」

まず前提として、仮交際の目的をはっきりさせておきたいと思います。仮交際は、お相手のことを「知る」ための期間です。比べるための期間ではありません。

「あちらの方はもっと収入が高い」「こちらの方はもっと話が合う気がする」という比較は、一見合理的に見えますが、じつはとても疲れる判断の仕方です。人はどこかの時点で「この人にしよう」と決める必要があります。その瞬間に何を拠り所にするか。それが大切なのです。

選択理論では、私たちは誰でも「上質世界」と呼ばれる、心の中に大切にしているイメージのアルバムを持っていると考えます。理想のパートナー像、幸せな家庭の絵、これからの人生で叶えたいことの写真集のようなものです。仮交際での「知る」は、お相手がその上質世界に合う人かどうかを確かめていく時間です。比べるのではなく、「この人と一緒に、自分らしい未来が描けるか」を確かめていく時間なんですよ。

視点1:一緒にいる未来が「自分らしく」描けるか

最初の視点は、「この人と一緒にいる将来を、自分らしく想像できるか」ということです。

「なんとなく合う気がする」でも「なんとなく合わない気がする」でも、その感覚は大切にしてください。ただ、もう少し具体的に確かめてほしいのです。こんな問いを自分にしてみてください。「この人の隣で、5年後の自分はどんな表情をしているだろう」「一緒に旅行して、途中でトラブルがあったとき、この人となら、どう乗り越えそうか」「休日の朝、何をして過ごしたいか。この人がいたら、その時間はどんな雰囲気になりそうか」。

こうした具体的なイメージの中に、自分の本音が隠れていることが多いです。ぼんやりした「合う合わない」ではなく、生活の場面を思い浮かべながら確かめていってみてくださいね。

視点2:基本的な欲求のバランスが取れそうか

2つ目の視点は、選択理論が教えてくれる「5つの基本欲求」を使ったものです。私たちは誰もが「安心・安全でいたい」「誰かに愛されたい」「認められたい」「自分らしくいたい」「楽しみを感じたい」という5つの欲求を持っています。そのバランスは人それぞれです。

たとえば、安定や安心をとても大切にしている方には、経済的に安定していて、生活が規則正しいお相手との相性がよかったりします。自由を大切にしている方には、お互いの時間を尊重し合える関係が向いています。楽しみを大切にしている方には、一緒に何かを楽しめる共通の感覚を持つお相手が合いやすいです。

仮交際中に「なんか疲れるな」と感じるお相手がいる場合、それは欲求のバランスが合いにくいサインかもしれません。反対に「一緒にいると不思議と肩の力が抜ける」という感覚があれば、それはとても貴重なものです。

私がこれまで見てきた成婚されていく方は、「ときめき」よりも「安心感」を理由に選ばれる方が多いんですよ。その安心感の正体が、欲求のバランスの合いやすさだったりします。

視点3:自分が「よい自分」でいられるか

3つ目の視点は、少し主観的ですが、実はとても大切なものです。「このお相手といるとき、自分は好きな自分でいられるか」という問いです。

お相手の前で、つい見栄を張ってしまう。本当のことが言いにくい。無理に合わせていると感じる。こういった状態が続く場合は、長い結婚生活を共にするうえで少し疲れやすくなります。

反対に、「このお相手の前では、ありのままの自分でいられる」「少しくらい失敗しても笑って話せそう」「自分の意見を言ったときに、ちゃんと聞いてもらえる気がする」という感覚があれば、それは大きなプラスです。

選択理論では、人は自分の内側から行動を選んでいると考えます。お相手を変えることはできませんが、自分がどんな状態でいられるかは、組み合わせによって変わります。「このお相手といると、なぜか自分がよいほうに引き出される気がする」。そんな感覚を、ぜひ大切にしてみてください。

仲人が見てきた「真剣交際に進んでよかった」方の共通点

最後に、私が仲人として多くのカップルを見てきた中で感じていることをお伝えします。

真剣交際、そして成婚へと進んでよかったと振り返ってくださる方に共通しているのは、「100点のお相手を探すのをやめた」ということです。100点のお相手はいません。どんなに素晴らしいお相手でも、すべての条件が揃っているわけではない。でも、「この人と一緒に、足りないところを補い合いながら生きていきたい」という気持ちが持てた方は、結婚後も安定していることが多いです。

仮交際中は迷って当然です。でも、その迷いに「上質世界に近い未来が描けるか」「欲求のバランスが取れそうか」「自分らしくいられるか」という3つの視点を加えてみると、少し霧が晴れることがあります。一人で抱え込まず、ぜひ仲人にも相談してみてくださいね。あなたのお話を聞きながら、一緒に整理していきましょう。


BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。仮交際中のお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。お問い合わせフォームLINE相談、または無料お試しマッチングからお声がけいただけます。

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