お見合いの前夜、鏡の前に立って「なんだかパッとしないな」と思ってしまったことはありませんか。婚活中、無意識に自分を責めてしまう方はとても多いんです。「もっと若ければ」「もっとスタイルがよければ」、そんな言葉が頭をよぎるたびに、心の元気が少しずつ削れていきます。
私が仲人として多くの方のご縁を見てきた中で、気づいたことがあります。成婚されていく方は、例外なく「自分の応援団」でいられる人なんです。うまくいかない日も、お断りをいただいた翌日も、自分をゼロには戻さない。そういう方が、最後にご縁をつかんでいかれます。
今日は、選択理論の考え方をベースに、日常のちょっとした習慣で自己受容を育てる方法をお伝えします。
「自己否定」は婚活の見えない足かせになる
選択理論という心理学では、私たちの行動は「上質世界」という心の中の理想のアルバムに引き寄せられると考えます。その上質世界に「ありのままの自分」が入っていないと、婚活はどこか苦しくなっていきます。
「こんな自分では好きになってもらえない」という思い込みは、お見合いでの萎縮した表情、プロフィール写真でのぎこちない笑顔、仮交際中の遠慮しすぎた言葉として、相手に伝わってしまいます。相手は特に何も感じていなくても、こちらが勝手に「どうせ興味を持ってもらえていない」と判断して、ご縁を縮めてしまうことがあるんですよ。
だから、相手に好かれようとすることより先に、自分が自分の味方でいること。これが、婚活においてとても大切な土台になります。
鏡の前で1秒、「いいね」を渡してみる
まず試してほしいのが、朝の鏡の前で1秒だけ、自分に「いいね」を渡す習慣です。笑顔の練習ではありません。ただ、自分の目を見て「今日もよろしくね」と、心の中で思ってみるだけでいいんです。
最初はこそばゆいですよね。「何をやっているんだろう」と照れてしまう方も多いです。でも、これを1週間ほど続けた方から「なんだかお見合いで緊張しにくくなった気がします」という声をいただくことがあります。
選択理論では、行為と感情はつながっているとされています。自分に笑顔を向ける行為が、少しずつ自己受容の感情を育てていくのです。感情を直接変えることはできないけれど、行為から変えることはできる。これが選択理論の大切な考え方の一つです。
「いいね」の対象を行動にまで広げると、婚活の体力が変わる
見た目への「いいね」が定着してきたら、次は自分の行動にも「いいね」を渡してみましょう。婚活中の小さな前進を、自分でちゃんと認めてあげることです。
たとえばこんなふうに。「今日、断られても傷つかないように心の準備ができた、えらい」「忙しい中でもプロフィールを更新した、よくやった」「仲人に素直に気持ちを話せた、少し成長している」、そういった積み重ねに気づく習慣が、婚活の心の体力をつくります。
私が見てきた中で、成婚されていく方に共通しているのは、うまくいかなかった時でも「自分をゼロには戻さない」姿勢です。自己否定のスパイラルに入らず、どんな結果からも何か一つ「いいね」を見つけられる人は、ご縁の続き方が変わっていきます。
自分への「いいね」は、お相手への優しさにも変わる
自分を受け容れる気持ちが育つと、不思議なことに、お相手との関係性も変わっていきます。自己受容できている人は、相手に対しても寛容になれるからです。
「この人はこういう人なんだな」とジャッジせず受け取れるようになると、お見合いの場でも仮交際中でも、相手との会話がずっと楽になります。相手の言葉の端々を「もしかして嫌われているのかな」と深読みすることも減ってきます。
選択理論では「受容すること」は信頼を育む関わり方の基本の一つとされています。そしてその受容は、まず自分に向けるところから始まります。自分に「いいね」を渡せるようになった人ほど、自然と相手にも温かく接することができるようになっていくんですよ。
まとめ、仲人からひとこと
婚活は、自分を変えようとする場所ではなく、自分をもっと好きになる旅だと私は思っています。鏡の前で1秒、今日の自分に「いいね」を渡してみてください。それだけでいいんです。
その小さな習慣が積み重なって、お見合いでの笑顔が変わり、仮交際中の安心感が変わり、やがて成婚という大切な選択を前向きにできる心の土台になっていきます。どんな結果の日も、今日もがんばったあなたには「いいね」を渡す資格があります。仲人として、そう信じています。
BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。「自分への自信を育てながら婚活したい」「仲人に本音を話しながら丁寧に進めたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。






