真剣交際で衝突が起きたとき、どう向き合えばいいのか

真剣交際に入ったのに、なんだかぎこちない。些細なことで意見がぶつかってしまう。そんな経験はありませんか。

多くの方が「真剣交際に入れば、あとはうまくいくはず」と思っているんですよ。でも実は、真剣交際こそが、お互いの本音がぶつかり合う大切な時間なんです。仮交際の段階では気を遣い合っていた分、真剣交際になってやっと素の自分が出せるようになる。その過程で、どうしてもすれ違いが生まれることがあります。

私が仲人として多くのカップルを見てきた中で、衝突を「危機」として捉えて関係を終わらせてしまう方もいれば、衝突を「チャンス」として乗り越えて成婚されていく方もいます。その違いはいったいどこにあるのでしょうか。今日は、真剣交際での衝突の意味と向き合い方についてお話しさせてください。

目次

衝突は「合わないサイン」じゃないんですよ

真剣交際中に意見がぶつかると、「もしかしてこの人とは合わないのかも」と不安になりますよね。その気持ち、すごくよくわかります。でも少し視点を変えてみてほしいんです。

仮交際の段階では、多くの方がお相手に気を遣い、本当の自分を見せることを抑えています。真剣交際で初めて「素の自分」が出てくるんですよ。だから衝突が起きるのは、お互いが正直になれてきた証でもあります。

成婚されていく方は、衝突を「違いの発見」として受け取っています。「この人はこういう考え方をするんだ」と知る機会として、前向きに捉えているんですね。衝突がないまま結婚した夫婦より、衝突を乗り越えた夫婦の方が、はるかに強い信頼で結ばれていると私は感じています。

衝突の裏には「上質世界」の違いが隠れている

選択理論では、人それぞれが「上質世界」と呼ばれる理想のイメージを心の中に持っていると考えます。理想の生活スタイル、大切にしている価値観、こうあってほしいという人間関係のイメージ。これらすべてが「上質世界」に収まっているんですね。

衝突が起きる多くの場合、この「上質世界」の違いが表面に出てきています。たとえば、休日の過ごし方で意見が食い違うとき。一方は「家でゆっくり過ごすのが最高」と思っていて、もう一方は「外に出かけてこそ休日」と感じている。どちらが正しいわけでもなく、単に上質世界が違うだけなんですよ。

私が仲人として見てきた中で、こういった「上質世界の違い」を頭ごなしに否定してしまうと、相手は心を閉じてしまいます。まずは「そういう考え方もあるんだね」と受け取る姿勢が、関係を守る最初の一歩になります。

衝突を大きくしてしまう「致命的な関わり方」に気をつけて

選択理論には「7つの致命的習慣」という考え方があります。批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、脅す、罰する、ご褒美で釣る。これらは一時的に言うことを聞かせることができても、相手の心を遠ざけてしまいます。

真剣交際中の衝突でよくあるのが、「責める」「批判する」の連鎖です。「なんでそんな考え方をするの」「普通はこうじゃないの」という言葉は、相手に「受け入れてもらえていない」と感じさせてしまいます。一度そう感じてしまうと、相手は次第に本音を話さなくなっていくんですよ。

衝突の場面でカッとなって言葉が出てしまう方は多いんですよ。でもそこで一呼吸おいて「私はどんな言葉を選ぼうとしているか」を意識してみてくださいね。選択理論では、私たちは自分の言葉を「選んでいる」と考えます。感情は一瞬コントロールが難しくても、言葉は選べるんです。

衝突を乗り越える「交渉」の姿勢

では、衝突が起きたとき、どう向き合えばいいのでしょうか。選択理論では「交渉する」という関わり方を大切にしています。これは「どちらかが我慢する」ではなく、「お互いの上質世界を尊重しながら、共に生きられる形を一緒に考える」ということです。

たとえば、休日の過ごし方の違いなら「月に1回は外出、残りは家でゆっくり」という形を一緒に考えてみる。結婚後の働き方について意見が食い違うなら、どちらの考えにも耳を傾けて「私たちはどうしたいか」を話し合う。主語を「私」「あなた」ではなく「私たち」にするだけで、話し合いの空気が変わるんですよ。

成婚されていく方に共通しているのは、「どちらが正しいかを決めようとしない」ことです。正解を決めようとすると、必ずどちらかが「負けた」と感じてしまいます。でも「私たちはどうしていくか」を一緒に考えると、二人の関係に「チーム感」が生まれてくるんですね。

まとめ。衝突は二人の関係を深めるきっかけになる

真剣交際での衝突は、決して「合わないサイン」ではありません。お互いの素の部分がぶつかり合う、関係が深まるための大切な通過点です。

衝突したときは、まず「この人の上質世界はどんなものだろう」と想像してみてください。責めたり批判したりする代わりに、「あなたはどうしたいの?」と聞いてみる。そして二人で「私たちはどうしていこうか」を考える。その積み重ねが、信頼という土台を作っていくんですよ。

私が仲人として関わった成婚カップルの多くが、真剣交際中に一度は大きなぶつかりを経験しています。それでも乗り越えられたのは、衝突から逃げずに向き合い、「交渉」する姿勢を持てたからだと感じています。どうか衝突を怖がらず、二人の対話の時間として大切にしてみてくださいね。


BlissBridalでは、選択理論をベースにした婚活サポートを行っています。真剣交際中の悩みや、お相手との関係についてもお気軽にご相談ください。
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